12/14 改訂 12/17 改訂2 曲番表示モード時#4LED点滅 |
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ATAPIコントローラでは種々の制御機能や、eePROMに動作モードを書き込むモードがあるため 操作性を考慮して 16文字x2行のLCDを使用することを前提に設計しました。 しかし、実際にお使い頂いている ユーザ様の状況を考慮すると 表示能力が落ちても シンプルな構成ができる LED表示のニーズが高いと判断し LED対応で代替できるよう 検討を開始しました。 LCDでの表示例 (左:STOP状態、右:eePROM書込モード) |
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バージョンアップの原則は、ハード互換が大前提です。 さらに、LCD表示と LED表示でソフトが共用でき 且つ つなぐものによって自動認識出来れば 最良です(専用のソフトにしない)。 現状 マイコンのLCD駆動ポートは ATAPIの制御ポートとも共用してますから ATAPI側に影響を与えずに LED対応することが必要で かなり大きな制約・課題事項があります。 1.つ目の課題は、ATAPI制御時にLEDの点灯にちらつきが発生することです。 LEDの表示用にラッチ回路を追加するようでは LCDから置き換えるメリットありませんから、多少のちらつきが発生するのはやむを得ないとして できるだけちらつきを押さえ るよう設計を進めます。 2.つ目の課題が、コネクタにLED回路がつながったのかLCD基板がつながったのかを判断して制御を切り分けるための検出方法です。 LCD制御とATAPI制御のポートは兼用していますので、LCDがつながって無い状態でもATAPI がつながっています。幸いLCDの 「E」 端子 が専用制御線として使っているので このポートを初期検出と、切換制御用として使用出来そうです。 マイコンの制御ポートは、 入力/出力切換と入力時のステートモードがソフトで切り替えられるので、電源立ち上げ時(リセットからの立ち上がり)につながるポートを みて 制御対象を検知して どちらの制御を行うか決めてから、動作に入るのは 可能と思われます。 ということで、ハードとソフトの対応の目処が立ちました。 各ポートと LED表示機能割り付け表 及び LED部の 回路図は下記の通りです。 LED表示回路は LCDの接続コネクタに接続するする前提なので、ATAPIコントローラとしては LED表示部のみ回路追加です。 |
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機能追加により対応回路について下記内容に改訂しました。 追加内容は、CDで再生している曲番号表示が追加したSW切換で可能になりました。 4コのLEDで、2進数表示します。最大15曲目まで表示可能。 ドライブがplay動作中は、#4LEDが点滅し、pause/stop時と区分確認出来ます。 |
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使用部品は、トランジスタ(2SA1015)、抵抗(47KΩ,3.3KΩ,1KΩ4本の計6本)、LED(好きな色4本) というシンプルな構成です。 LCDコネクタケーブルでつないで使う場合は、14pin(7pinx2列)の コネクタベースも必要になります。 LED表示用基板の販売予定は 現在ありませんので ユニバーサル基板等で作成頂くことになります。 実験用のブレッドボード写真を示します。 (LEDの抵抗は都合上 アレイタイプを使用しました) |
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LEDにつないだ時(赤LEDはSTOP) LCDにつないだ時 (STOP時) |
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懸案事項だった、接続されたものが LEDか LCDか の検出と制御の切換は うまくいくようです。 もう一つの、LEDの点灯ちらつきですが PLAY時にATAPI制御として TOCリードに行きますので 多少のちらつきは出るようですが Playモードか Pause状態か位の 判断には十分役立ちそうです。 使用するドライブによってATAPIコマンドに対する応答速度の違いがありますので ちらつきの度合いは多少異なるようです。 |
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新バージョンソフトのリリースについて 上記内容を反映したバージョンのソフトは、不具合が無いか確認期間が必要です。 新バージョンへ移行は 早ければ年内の 販売分から 反映をしていく予定です。 V1.03R2販売分での対応をご要望の方は、 落札時 新バージョン希望の旨、ご連絡 頂ければ、そのバージョンで対応いたします。 新バージョンは、12/17現在 v1.04R4 (ベータバージョン) です。 なお、LCDを使う場合 現状のバージョン (v1.03R2) との差異はございません。 (LEDがつながる以外の機能アップ、BugFIX等は実施しておりません) |
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