新DAC AK4490REQ 登場
AK4493SEQ
待ちに待ったAKM の DAC IC 再生産である。 一般発売が開始になった AK4490REQ と同時に発表された チップとしては AK4493SEQ と AK4499EXEQ があります。 AK4499EXは以前の AK4499SE に比してサイズダウン(パッケージがAK4499SEの 128ピンから 64ピンに縮小)してますが、1ch当たり 1dB ダイナミックレンジが改善されました。 しかし monoモードでは AK4499SE が140dB で 2dB勝っています。 DACチャンネル数も 4chから 2chに落とされたのでトータルではどちらの勝ちかは ・ ・ ? ・ ・ というところではあります。

さて、今回入手可能な AK4490REQ/4493SEQは、旧AK4493と同じピン配置となりハード面/ソフト面とも共用となったようです。 ここでも AK4490REQと AK4493SEQではダイナミックレンジで 3dBの差がつけられましたが、これは内部でDACをパラ接続?したことによる差だろう、というのが 今のところの見方です。 S/Nが -120dBを超えるところで 3dB差があっても、システムトータルで -この数字は難しいので、音質的には変わりないと言ってしまえばそれで終わりですが、この差が 全く意味が無いということではなくどこかで音質に影響がるあるかもしれません。  オーディオの奥の深いところではあります。

今回のICは、ファブレス化されて出てきましたのでこれまでのものと違うかもしれません。 (ファブレス = 製造工場がない ) 興味深いところです

 

AK4490R 写真

 


AK4490R ピン配置

                           図をクリックで拡大します


レジスタ(ソフト制御)部分は、AK4490からAK4490Rでだいぶ
変わったように見えますが、要するに旧AK4493と同じになった
と 思えばいいようです。 下図参照


AK4490レジスタ


AK4490Rレジスタ


AK4493レジスタ


ようするに、AK4490Rとは 旧AK4493互換で生まれ変わった
といえそうです。 つまり、AK4493の基板とソフトが生きる!!



とういことで、早速 基板作成し 動作確認


制御ソフトは微修正ですみました



AK4493SEQの場合




動作確認中
 

音質は 旧AK4493 に近いと思いますが
心なしか さわやかな感じがします

説明書を作成(修正)し 発売開始 です



発売は 3種類あります

 (1) AK4490R single DACとDAI付き制御基板

   ・DAIチップには LC89091 を使用してます。

   詳細は説明書をどうぞ  こちら  #36です

 
(現在 在庫無し)

  (2) AK4490R monox2とC384絶縁タイプの制御基板
   又はAK4493SEQx2 版

   ・I2S 外部入力端子に CS8416DAI等を接続します。
   ・Combo384の入力は、アイソレータチップでグランド
    を絶縁してます。

   詳細は説明書をどうぞ  こちら #36です

 

 (3) AK4490R single DACと DAI付き制御基板の
   1枚基板タイプです。

   ・DAIチップには LC89091 を使用してます。
    ・Combo384の入力は、アイソレータチップでグランド
    を絶縁してます。

   詳細は説明書をどうぞ  こちら #36 です 
 





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そうこうしてるうちに パーツ在庫が無くなったりします。 
次の仕入れは 11月とか (現在 在庫あり)

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