真空管アンプ

トランスを変える



気になる記事を見つけました







U-808

ジャズ特有の熱気まで再現される
明るく元気のいい音。バランスも良好



とは  どんな音 ?




25F5真空管アンプの出力トランスには 東栄の一番小さいトランス T-600Z を使用してますが 普通に使う場合は 特に不都合はありません。 しかし 低音が出る音楽の場合 出力をあげると、音がひずみっぽく感じます。 記事で評価の高いトランスにかえるとどうなるのか やって見ました。 シングルトランスとしては大型の部類にはいる タンゴ U808 です。



東栄 T-600z

オリエントコア材使用


タンゴ U808 です



シャーシーに入れた、25F5アンプがありますので
出力トランスを 切り替えできるよう
US-8コネクタを用いて 外部トランスを
使用できるように改造しました。


US-8コネクタ付き 25F5 アンプ



外付け部 回路図




50Hzの入出力特性をとって見ます。
1KHzに比して 出力が小さいですね~


東栄 T-600z の50Hz と1KHz



500mVでの周波数特性では気になりませんが
1%歪みの出力をとってみると

1% 歪みの出力(赤色)


やはり低域は落ちてます



次に、U808を測定します


外付けで タンゴ U808 を接続 (1)


タンゴ U808 を接続 (2)


U808のシャーシは奥沢の O-35(170*120*50)を使用してます


タンゴ U808  50Hz と1KHz



U808 歪 1% 時の周波数特性



さすが U-808 は50Hzでも出力が落ちない !





T-600z と U808で試聴しましたが
音量を上げない限り T-600z で 十分な気がします。
が、             

余裕がある分 U-808 に分があります


というか、T-600z 侮れず とも言えます・・・



T-600 U808 の 500mV 0dB 出力時比較



T-600 U808 の1% 出力比較





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