バランス入出力専用(L/R 2ch)のマスター基板(MPU + PGA2320x2) の基板を作りました。
バランス(平衡)駆動入出力がデフォルトのシステムを組む方の場合、MPU + PGA2320x1では効率が悪いので マスタ基板に
PGA2320を 2個載せて、1枚でバランス2ch(L/R)対応です。 拡張スレーブ基板は2個載せ基板を使用して、バランス 4ch、6chまで拡張可能です。 |
PGA2320を2個載せ。 これ1枚で平衡 L/Rch OKです
平衡4ch(マスタ基板 + スレーブ基板)の接続例
基板の動作モード概念
PGA2320の制御コマンドは、シフトレジスタによって デージーチェンする形式です。 従って、連結数を意識して コマンドを発行する必要があります。
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例: PGA2320 x3 (平衡6ch)の場合
mi-takeの電子VR基板では、左右バランス調整機能を入れてますので 上記のように デージーチェンさせて 複数チャンネルの制御を実現させる場合、制御総数を意識してデータを送る必要があります。 上図を見て、バランス か アンバランス かでも 制御の方法が変わる ということが理解出来る方は、かなり上手(ウワテ)の 「 ロジッシャン / logician 」 です。 |
バランス(平衡) 6ch 分の基板例 ( マスタ基板名称 PGA2320W )
このマスタ基板(PGA2320W)は、バランス型優先となりますので 通常の(従来の)アンバランス型 (PGA2320S基板) をご検討下さい。
PGA2320S (シングル版) 基板は こちら
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なぜ平衡型と不平衡型基板があるの?
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これは L/Rch のバランスボリューム対応のためです。 1個のPGA2320 が Lch/Rch対応(不平衡)なのか、2個の PGA2320で
Lch+/Lch- Rch+/Rch- (平衡)なのかとなるため 制御が変わるためです。 L/Rバランスボリュームを使用しない場合は 平衡・不平衡を気にしなくて使えます。
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