真空管AMP コーナー

ヒーター電圧が 25Vの球が手に入ったので それを使ったアンプを作って見ましょう。 ヒーターが25Vですから 4本使えば ちょうど 100Vになります。 ヒータ 50V の整流管も手に入れたので組み合わせて ヒーター分を浮かした 小型電源トランス式の Powアンプが出来ます。(トランスレスも出来ますがプラグの方向によって電撃が来ますのでトランス式が無難です) それにより浮くヒーター電力は 0.15A x100Vで 15VA にもなり バカにできません。 

小型のトランスで 出力 0.5W〜2.0W を目指します ・ ・ ・ 


6. 25F5S 3パラアンプ  (こちら
  ・ TR+25F5S 3結シングルの出力段を3本パラレルに !
  ・ 25F5 を4本(ヒータ=100V)追加でやってみた

5. TR+25F5S 3結シングルのアンプ  (こちら
  ・ 電圧増幅にトランジスタ使用
  ・ 3結にして NFBを掛けます
  ・ 真空管を 3本使用のステレオアンプ
 new
  ・初段 (差動+エミッターフォロワー) アンプを追加 こちら

4. 25C5+25C5S シングルのアンプ  (こちら
  ・ 100Vx4の 25VAトランスを使用
  ・ シングル方式で電圧増幅にも 25C5
  ・ ケースはプラスチック製で加工を簡単に
  ・ 電源整流用に50DC4のヒーター50V管2本使用

3. オペアンプ+25C5PP プッシュプルのアンプ  (こちら
  ・ PP方式で位相反転は オペアンプ方式
  ・ 3極管接続、5極管接続の両方検討
  ・ 真空管を 6本使用使用のステレオアンプ

2. TR式パワーアンプのシャーシー・電源トランスを使う (こちら
  ・ プッシュプル方式
  ・ 位相反転に平衡型ラインドライバ使用
  ・ TR式アンプのシャーシと電源トランスを流用

1. 6C33B シングル パワー アンプ  ( こちら ) new
  ・涼しくなったので再開しました
  ・初段を 5-3極管SRPPが使えるように切り替えSWを追加
  ・基板を作って US-8 と MT-9pin の真空管が共存 ? です


真空管は mi-take売店 で扱ってます。 こちら
基板&キットは 25F5s ヤフオクにて発売中 ・ ・ ・

■ 真空管データ ■■
25C5こちら
25F5こちら
50DC4こちら
6C33こちら
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TR増幅 + 25F5s  3結方式

New 初段を差動式に 
してみました こちら



電圧増幅にTRを用いて出力管を25F5としてみました。
( 25F5の場合、ヒータ電流が0.15A なので 50DC4と
同じですので、25V+25V+50V=100V となります。
トランス容量で 15VA 節約できます )

整流方式は、半波整流で整流管 1本使用の計3本。

最初は、5結の電圧増幅段無しとしたのですが さすがに
ゲインが足りなかったので、TRの電圧増幅段を追加。
回路は、これでもかというほど シンプルに。
初段は TR 1石自己バイアス方式とします。

最終型



TR増幅+25F5s 3結方式の実験機


意外と基板の使い回しができます。 初段も真空管式の
基板を使用してトランジスタを半田付けしてます。


回路図

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今度は、5結ではトータルゲインが高すぎて安定して NFBを
かける事が難しいので、3結のみとした方が 良さそうです。
最大出力は 3結/5結とも 0.5W/5% です。

Gainは、3結で
NFB有り Gain= 12.7dB (500mV/116mV)
NFB無し Gain= 22.8dB (500mV/36.4mV)
でした。 約6dBのNFBです。

(ちなみに5結のNFB無しゲインは30.4dBです)


3極管接続 in - out (1kHz)


3極管接続 f 特 (0dB=500mV/8Ω)


3結の場合、低域が伸びます。
100Hzで、-3dBなので使用NFBを施せば使用に耐えそうです
トランスは オリエントトランスを使用しています。


負荷インピーダンス特性

負荷インピーダンスを変えたときの特性です。
5KΩが良さそうです。





<参考>

5結時 non-NFB時の周波数特性


5結は高域は問題無いのですが 200Hzで -3dBです。
NFBが安定して掛けられないので 諦めです。
( 5結non-NFB時の裸ゲイン=30.1dB )

出力トランスは、トーエイの T600Z(オリエント) です。

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<参考>

トランスのコア材をオリエント(T600Z)からハイライト(T600)に
変えても 特性的には変化が少ないように見えます。
(3結時のデーターです)

in-out 特性 (1kHz) (ハイライトトランス)


500mV時 f特 (ハイライトトランス)


しかし 問題は低域での出力波形です。
ハイライトトランスは 20Hzで出力300mVでも歪みます。






低域の事を考えると T600シリーズは、
オリエントコアのトランスが良さそうです。



<追加データ>


◆ チョークコイルを追加する ◆

10H60mAのチョークコイルを Bラインの220Ωの
代わりに入れると 小出力時の歪みが減ります。


チョークコイル例



チョークコイル追加データ例





 
基板設計キット

基板1枚でまとまりそうですので
1枚ものを 検討・設計してみましょう。


回路案 (改訂版)

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基板案

どうやら 100x100 サイズで収まりそうです。



アンプ基板 完成




10pX10p の基板に組み込みました。 ヤフオクに
このキットを 出品 致しますので ご利用下さい。


キット例





完成例

使用したトランスは TOEI の T600Z と Z01E です。



詳細は説明書を参照下さい。 こちら です


TOEI のトランス いつの間にか値上りしてますね〜
30%位 高くなったでしょうか

でも、「基板キット + トランス」
諭吉一枚で なんとかなりそうです。




<追加データ>


◆ チョークコイルを追加する ◆

10H60mAのチョークコイルを Bラインの220Ωの
代わりに入れると 小出力時の歪みが減ります。


チョークコイル例



チョークコイル追加データ例











25C5 x4 + 50DC4 x2 アンプ



電圧増幅段にも出力管を使ってます。
3極管接続で、12.6dBほど稼いでいます。








100Vx4 の絶縁トランス使用



参考回路図

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負荷による出力変化 (1kHz出力)


負荷抵抗の差による出力特性です。
やはり、5KΩが良いようです。



1KHz入出力特性 (5KΩ)



1.0V出力時のF特



出力トランスは、春日のOUT-41-357 です。





PP回路方式

出力管をPP方式としてみました。
位相反転回路は、オペアンプ方式です。
5極管接続と、3極管接続についても
比較検討してみました。



PP方式の実験機



回路図

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Aクラス方式ですから、出力は2倍となります。
測定結果でも ほぼそのとおりです
NFBは、約4dBほどかかってます。


5極管接続 in - out


5極管接続 f 特 (0dB=500mV)



以下は、3極管接続した場合の特性です。
3極管接続したことにより、Gainが落ちたので
NFBは 約2dB程しか かかってませんが 低域の
伸びはさすがです。 20Hzでも -2.1dBです。

3極管接続 in - out (1kHz)


3極管接続 f 特 (0dB=500mV)



出力トランスは、TOEI の OPT-5P です。




<差動入力 真空管アンプ>

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