AK4493W 版は こちら
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音質切り替え付き
AK4493S DAC基板 |
AK4493s DAC基板
AK4493を使ってモノラルx2版にしたDAC基板を作っていたのですが、AK4493版のステレオ(AK4493s)を作って見ようと思い立ちました。 既に
AK4495sは 基板化してますが これは制御まで含めた形で 72x94版の大型基板で基板化してますのでので、サンネット電子製ケースを用いる場合 ちょっと不便です。 (サンネット電子のケースキットでは 47x72サイズの基板を使用するように設計されてます)
というのは、サンネット電子のケースはPCM1792シリーズを前提としているので、DSD時に音量調整がDACで出来ないため、Volume調整を電子ATTではなく、機械式なVRを使って行ってますのでちょっと不満があるのです。 まあこれはこれでメリットがないわけではないのですがね~。
なお今回の改造用ケース例では、第1弾のタイプを使用してます。
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サンネット電子のケース入り (PCM1792版)
これをちょっといじって DACのVRで電子ATTが効くようにしたいのですが
PCM1792版のままでは DSD時にATTが効きません。
まずは機械式VRを電子ATT式に変更するために
基板からVRを抜いて逆さまにつけ、制御基板につなぎます。
(接続には制御基板付属のVR用ケーブルを使用します)
サンネットケースのVR近辺
基板側のVR取り外し部はスライダー(2)と
トップ(1)を ショートしておきます。 またVRの
(1)番とGND間に抵抗(10k)を入れておきます。
VRの取り付け部
これで PCM1792の場合、PCMモード時はATTが効きます。
DSD時は、Vol max になりますので ご注意!!
さて、ここから AK4493のステレオ版を設計します.。 とはいえ 既にある ツイン版(モノ x2 版) を シングル版にするだけですから
回路設計は特になし ・ ・ ・ で、制御基板はそのまま流用します。 今回は、シングル版の基板を設計するだけで済みそうです。
AK4493シングル版の基板が上がって来ました。
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AK4493シングル(ステレオ)版の基板
AK4493S + 制御基板
回路図 (参考)
↑ダブルクリックで拡大
完成をシャーシに組み込んで試聴
DAC基板を AK4493s版、制御基板をAK4493W用に入れ替えてます。 (combo384は 2ndソーズ版)
それにしてもサンネット電子のケースは さすがです。 基板の取り付け/外しに まったく 問題がありません。 これほどのケースが手に入るのですから 基板を替えて 長く楽しみたいものです。 |
さてさて
この改造で、ケースの【LINE OUT】出力も ケースのVR に連動して可変になります。 また これで、DSDも電子ATTが効くようになりました。
電子ATTが万能というわけではないのですが、どうも機械的なATTには(ギャングエラーが大きい)という 不信感があるようで 気持ち悪いので 一安心です。
参考まで
ケースに付属のVRは 10KAタイプが使われてます。 このままでも良いのですが VRカーブがクリチカルになるようですので 10KBをお持ちの方は
Bカーブに替えた方が良さそうです。
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